楽天銀行はネットバンクの中でも利用者は最多となっていますが、その口座開設も貴重なポイント獲得のチャンスとなっています!
単純な比較だと高ポイントを提示するポイントサイトに飛びつきたくなりますが、実は自分の利用目的次第でお得になるサイトは違ってくるのです。
楽天銀行の口座開設を少しでもお得にするためのコツ…、今回はそういった情報をまとめているのでじっくりとご覧ください。
口座開設でお得なポイントサイト
まずは獲得できるポイントを一覧にまとめているのでそちらをご覧ください。
ポイントサイト | 獲得P | 円換算 |
---|---|---|
ポイントインカム | 8,000P | 800円 |
モッピー | 800P | 800円 |
ライフメディア | 800P | 800円 |
げん玉 | 6,500P | 650円 |
ポイントタウン | 11,000P | 550円 |
ハピタス | 400P | 400円 |
上位の3サイトであればちょっと多めの800円分までゲット可能に!
逆にポイント数の少ないサイトでは200円分以下のところもあるので、下手なポイントサイトを選んでしまうとその差600円分も損をすることになりますね…。
こちらはいわゆる無料案件となっており、手数料などの支払いが一切ないにもかかわらず、1,000円近いポイントを獲得できるというおいしい案件なのです。
こうして比較してみると「この3つのどれかを選べばいいのか」…となりそうですが、実はそう単純な話でもありません。
人によっては楽天銀行の口座開設はもう少しだけ検討しておく必要があり、どういう目的で開設するのかによって選択肢はちょっと違ってきます。
…例えば、単発のポイント獲得だけを目的にした人なら、ポイント数の多い上位3サイトのようにポイント数重視で選択すれば問題ありません。
しかし、楽天市場を頻繁に利用しつつ継続的にポイントが欲しいのであれば、ここではポイント数的にあまりパッとしないポイントタウンが、実は一番のおすすめサイトになったりもするわけです。
これはポイントタウンが持つ独自のランク制度などが関係するのですが、まぁ…詳しい解説は諸々の解説の後に回したいと思います。
楽天銀行に追加のお得術!
楽天銀行の口座開設でポイントを獲得する話にはまだ続きがあります。
このお得術についても短期的にポイントだけを稼ぎたいのか、長期的に口座として利用するかで違ってくる話です。
…そして、この話に深く関係してくるのが「マネーブリッジ」。
マネーブリッジは楽天銀行と楽天証券の口座を連携させるサービスで、連携させるための手数料はこれまた無料になっており、手続きのためのちょっとした手間は必要ですがなかなかお得なサービスです。
このマネーブリッジで嬉しいメリットのひとつが普通預金の金利「5倍」!
楽天銀行普通預金の通常金利である年0.02%が年0.10%となり、決して多くはありませんがわずかでも資産を自動的に増やせるのはありがたいですね。
しかも、ポイントではなく直接的に預金をプラスにすることができ、最初に手続きをすればあとは放置で目立ったリスクもないと良いこと尽くめ。
…先ほども触れましたがこの仕組みを利用するために必要なコストは一切必要なく、ポイントサイトを経由すれば逆にポイントを獲得できるため、ちょっとでも稼ぎたいのであれば利用しない選択肢はありませんね。
楽天証券のポイント獲得についても一覧にまとめているので参考までに。
ポイントサイト | 獲得P | 円換算 |
---|---|---|
ハピタス | 800P | 800円 |
ポイントインカム | 8,000P | 800円 |
モッピー | 700P | 700円 |
ポイントタウン | 4,000P | 200円 |
ライフメディア | 200P | 200円 |
楽天銀行ではパッとしなかったハピタスですが、ここでは獲得No.1で800円分という高ポイント設定になっていますね。
ただし、楽天銀行と楽天証券の2件の合計ではハピタスやライフメディアは少々パワー不足になり、モッピーがダントツの高ポイント数に!
さらに追加でお得な選択肢
せっかく楽天銀行で口座開設をしたのであれば、さらなる追加でポイント稼ぎに使いたいのが「楽天デビットカード」の存在。
楽天デビットカードを作るためには銀行口座を必要としますが、今回の案件で楽天銀行を開設したのであればその前提条件をクリアしたことになります。
あとは便利な「キャッシュカード一体型のデビットカード」にすれば利便性も高まり、追加でポイントも稼げる「連携お得術」というわけです。
デビットカードとはいえ、楽天市場の利用時には「+1.0%」の追加付与も!
クレジットカードと違ってカード発行に与信審査はなく、16歳以上から発行可能というのもメリットになるでしょう。
楽天デビットカードでの獲得ポイントは以下の一覧の通りです。
ポイントサイト | 獲得P | 円換算 |
---|---|---|
ポイントインカム | 2,500P | 250円 |
モッピー | 250P | 250円 |
ポイントタウン | 4,170P | 208円 |
ハピタス | 200P | 200円 |
ライフメディア | 200P | 200円 |
他サービスと比較してもカード発行条件が緩くて難易度イージーなため、デビッドカードでの獲得ポイント自体はあまり多くありません。
しかし、クレジットカードは審査に落ちて発行できない、クレジットカードは持ちたくないという人には都合が良く、ついでに楽天市場でのポイント追加付与やポイントサイト経由でのポイント獲得といったメリットがあるため検討の余地ありかと。
…ちなみに、楽天デビットカードであれば楽天市場の買い物は+1.0%ですが、楽天カードの場合は+2.0%なのでポイント獲得効率は2倍になります。
審査落ちした人などは仕方ありませんが、楽天市場の利用頻度が高いのに使わず嫌いになるのはもったいないかもしれませんね。
関連記事:「お得術!楽天カード入会ポイントを2重取りする作り方」
口座開設はどのポイントサイト?
ここではもっと具体的に、楽天銀行の口座開設をどのポイントサイト経由でやるのがいいかをシミュレーションしています。
楽天銀行・楽天証券・楽天デビットカードの3つのサービスを組み合わせ、最も多くポイントを獲得できるのはどのポイントサイトになるでしょうか…。
1サイトの合計ならポイントインカム
楽天銀行を含めてここまでに紹介した各サービスと、それに対して獲得可能な各ポイントサイトのポイント合計数をまとめているのでご覧ください。
ポイントサイト | 合計 |
---|---|
ポイントインカム | 1,850円 |
モッピー | 1,750円 |
ハピタス | 1,400円 |
ライフメディア | 1,200円 |
ポイントタウン | 958円 |
楽天銀行の口座開設オンリーならポイント数で上位だったライフメディア。
しかし、楽天証券や楽天デビットカードなどの連携お得術で考慮してみると、ライフメディアはポイントの合計数において若干魅力の欠ける順位に。
総合的には個別に見ても上位をキープしていたポイントインカムが強く、次点は僅差でモッピーという結果が明らかに!
つまり、1サイトなど少数に集中してポイントを獲得しておきたいのであれば、この2サイトの優先度が高くなるというわけですね。
…ちなみに、一般的に最も稼げる方法としておすすめするのは、複数のポイントサイトを利用する方法です。
複数のポイントサイトの登録&管理が面倒でなければ…。
ただ、今回のテーマに限ってはいずれの案件でもポイントインカムが強いので、単数・少数タイプでも複数タイプでもポイントインカムの優位性は変わりませんね。
楽天ユーザーならポイントタウン
楽天市場の利用頻度が多いのであれば、そちらをメインにしてポイントを稼ぎやすいポイントサイトもあります。
それはずばりポイントタウン。
前項目でも獲得ポイント合計の多かったポイントインカムと比較してみましょう。
種別 | ポイント タウン |
ポイント インカム |
---|---|---|
楽天銀行 | 550円 | 800円 |
楽天証券 | 200円 | 800円 |
楽天デビット | 208円 | 250円 |
合計 | 958円 | 1,850円 |
ポイントタウンの初期獲得ポイントはポイントインカムの半分程度なので、そこだけ見ればポイントインカムが圧倒的にお得ですね。
しかし、ポイントタウンは楽天市場との相性がとても良いサービスなので、楽天市場でポイントを稼ぐことも考えると、実は比較検討に値する価値があるのです。
その理由は次項にて詳しく解説するのでそちらをご覧ください。
関連記事:「重ね取りでお得に!楽天市場のポイントサイト経由」
ポイントインカムvsポイントタウン
合計のポイント獲得数はいまいちながら、1サイトに集中するならおすすめとするのはポイントタウンです。
その理由には裏技として知られる「スーパーVIP達成術」も深く関係してきます。
この方法によってポイント交換で1日に3ポイント、1ヶ月続ければ合計約90ポイント、1年で1,000ポイント以上を獲得できるというわけです。
…1,000ポイント以上…つまり1年でポイントインカムを超えますね。
これは他のポイントサイトをメインにしていても不可能ではありませんが、ポイントタウンで行なうのが一番ハードルが低く、この方法をより多くの人が利用しやすいという意味で推奨としています。
スーパーVIP達成術の詳細についてはリンク先の内容を直接参照していただくとして、ここまでの解説のとおり、1年で約1,000ポイントを稼げるということ。
つまり、ポイントタウンは入会によるポイント数が他よりかなり劣っていますが、1年あれば十分に逆転できるというわけです。
…この方法を活用しないのであれば、高ポイントが提示されているサイトの方をおすすめしますが、この方法でコツコツとポイントの獲得を狙える人であれば、ポイントタウンの方が優位性は高くなるでしょう。
関連記事:「お得で簡単!楽天銀行のスーパーVIPになる方法とは?」
冒頭でも少し触れていますが、使い方次第で楽天銀行の口座開設でのおすすめポイントサイトはかなり違ってくるので、今回紹介したようなタイプ別一覧などを参考にしながら適したサイトを選ぶことがすすめられます。
…あと最後にもうちょっとだけ補足として。
1サイトにこだわらず複数サイトを運用すれば、各種契約系はポイントインカム、楽天市場用はポイントタウンと2段構えのスタイルの方が効率は上になります。
複数サイトの管理は運用面でデメリットもありますが、2サイト程度であれば初心者でも管理は難しくないかなと考えます。
関連記事:「お得に活用!楽天銀行のメリット&ポイントの貯め方・使い方」