今回はココイチの名で親しまれている「カレーハウスCoCo壱番屋」の話。
実はココイチはカレーチェーン店としては世界で最も店舗数が多く、国内だけでも1,200店舗以上を運営している業界最大手企業となっています。
外食産業全体が厳しい中でもココイチは高い利益率を維持しており、店舗の継続率も群を抜いて優れているのだとか。
これだけの情報からでもココイチは企業としても非常に好印象ですね。
そんなココイチでもこだわり尽くしてみれば、それなりにお得に楽しめる選択肢も少なくないようです。
クレジットカード…電子マネー…色々な選択肢が増える中、どの支払方法を選べばお得になるのか…。
ココイチユーザー必見の「ココイチお得術」をここにまとめます。
ココイチで可能な支払方法
まずは基本としてこれをしっかり押さえておくのがおすすめ。
ココイチで利用可能な支払方法 | ||
---|---|---|
○ 楽天Edy | ○ nanaco | ○ WAON |
○ iD | ○ QUICPay | ○ Suica |
○ PASMO | ○ ICOCA | ○ manaca |
× 楽天ペイ | × LINE Pay | × PayPay |
基本的にほとんどの店舗で主要なクレジットカード、電子マネーは使用可能と考えていいと思います。
クレジットカードについては2016年5月からほぼ全店舗対応可能になっており、ほんのごく一部の店舗以外では対応済みなので困るケースは少ないでしょう。
…また、主要な電子マネーも大体利用可能となっていますね。
以前はWAONについては未対応となっていましたが、2018年時点ではすでに利用可能になっています。
(※ ネットの古い情報では未対応のままになっていることがありますが、現在では利用可能となっているのでご注意!)
あと、比較的新しく開始された楽天ペイやPay Payなどの「コード決済」は、ほとんどの店舗で未対応となっています。
コード決済を組み合わせたポイント還元を利用するのは難しいかと。
…となってくると、やっとほぼ全店舗対応できるようになったクレジットカードのみで支払うより、ポイント還元率的にはチャージ分と支払い分をゲットできる電子マネーなどで、お得な組み合わせを検討した方がよさそうな印象ですね。
楽天ポイントカードを利用可能に!
新たに加わったお得になる要素のひとつがこれ。
ココイチでは2019年6月より楽天ポイントカードの利用が可能になったため、支払いのときにポイントカードを提示すれば楽天ポイントを獲得できるようになりました。
気になるポイント還元率は「+1.0%(100円で1ポイント)」。
ポイントカードの魅力はなんと言っても支払方法が関係ないところ。
基本的に現金支払いでもカード支払いであっても、ポイントカードを提示するだけでポイントを獲得できるので使わない手はありませんね!
…とはいえ、なかには「楽天の関連サービスなんて利用しないんだけど…」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、使えるお店…いわゆる加盟店舗はかなり多く、代表的なところでもマクドナルド、ミスタードーナツ、すき家、ツルハドラッグなどでも利用可能となっています。
もちろんココイチで貯めてそのままココイチで使うこともできるので、利用頻度が多い愛用者であればやはり作っておいて損はないと思います。
お得な特約店契約や独自ポイント
その会社独自で導入することもあるのがいわゆる「独自ポイント制度」。
代表的なところで例えるなら、ドトールでは「DVCポイント」といった独自ポイントが導入されており、最低ランク(特別な条件なし)でもポイント還元率「+5.0%」と破格のポイント数が設定されています。
関連記事:「お得術ドトール編…割引クーポン&ポイントでさらに安く!」
…しかし、ココイチにはこういった独自のポイント制度は導入されていません。
逆に言えばわざわざココイチ用にカードを発行したりする必要がないので、汎用性から言えばカードがかさばらなくて良いともいえますね。
ヘビーユーザーには少し惜しい話でもありますが…。
また、「dカード特約店」のような、特定のクレジットカード支払いによるポイント還元特典といったものもありません。
つまり、ポイントなどのお得さを重視するのであれば、ポイント還元率のみに特化した組み合わせにすればいいのでこれはこれで分かりやすいですね。
ココイチをもっとお得に利用すべし!
ここではせっかくの機会なので、ココイチを今よりもっとお得に利用するための方法をいくつかご紹介したいと思います。
楽天ポイントをガッツリ稼ぐ!
お得な利用といえばやはり楽天ポイントカードは必須の存在になるでしょう。
支払方法に左右されることなく追加でポイント獲得可能な上、現状ココイチで使えるポイントカードは唯一楽天ポイントカードだけなのですから。
そうすると楽天ポイントカードを組み合わせる形で、楽天ポイントだけを集めたい人向けのセットがこれになります。
楽天カード(1.0%)+楽天ポイントカード(1.0%)で合計+2.0%。
もしくは、楽天カード(0.5%)+楽天Edy(0.5%)+楽天ポイントカード(1.0%)という組み合わせでも合計+2.0%。
…とにかく楽天ポイントだけを集中して獲得できるため、楽天ユーザーであればまずポイントの使い道に困ることはないでしょう。
また、貯まった楽天ポイントをそのままココイチで使うこともできるため、貯めることにも使うことにも都合が良さそうですね。
ただし、楽天ポイントに集約できるというメリットがあるだけで、肝心のポイント還元率はいまいちであるという点にはご注意。
ポイントの種類を重視するか獲得できるポイント数を重視するかは、先によく考えておいた方がいいでしょう。
とにかくポイントのお得さ重視!
楽天ポイントのみといった組み合わせも面白いですが、「獲得ポイントはバラバラでも、とにかくお得なのがいい!」という人向けなのがこれ。
リクルートカード(1.2%)+Kyash(1.0%)+楽天ポイントカード(1.0%)。
…リクルートカードは「年会費無料&高還元率」で知られるコスパ優良の1枚。
ココイチのように特約店契約などによる高還元カードがない場合、リクルートカードはとても使い勝手が良くなってきますね。
そしてもうひとつの気になるカードが「Kyash(キャッシュ)」。
Kyashはプリペイドカードの一種で、チャージした分だけ使える仕組み。
年会費無料はもちろんのこと、カードの発行に審査は不要となっており、チャージ&支払いでポイント2重取りしやすいのがメリット。
また、Kyashはプリペイドカードなので、チャージに使ったクレジットカードのポイント分も獲得できるというのが大きなメリット。
…つまり、これによってリクルートカードの+1.2%とKyashの+1.0%…合わせて「+2.2%」分の還元となるわけです!
これに楽天ポイントカードの+1.0%が加わるので、実質ポイント還元率は驚きの「+3.2%」と非常に高い数字に!
特に楽天ポイントだけがいい!などのこだわりがない限り、お得さでいえば圧倒的にこちらなのでしっかり検討しておいたほうがいいでしょう。
いずれにしても、追加でポイントを獲得できる楽天ポイントカードの存在は今のところ絶対に欠かせない重要なカードです。
どのような組み合わせであってもしっかりと組み込んでおきたいですね。
関連記事:「ポイントの価値に注意…リクルートカードのデメリットとは?」
期間限定ポイントのいい使い道に
楽天ポイントといえば通常ポイントと期間限定ポイントの2つがあります。
通常ポイントは獲得するたびに有効期限が延長されるため、関連サービスを継続的に利用していれば、実質的に期間無期限のような使い方ができます。
期間限定ポイントはその名称のとおり使用期限が決められており、期限を過ぎれば「1ポイント=0円」…つまりは無価値になってしまうのが残念なところ。
そういった理由から期間限定ポイントは使い道に困ることもしばしば…。
…しかし、楽天ポイントカードを使えば、楽天ポイント加盟店であるココイチでも通常ポイントだけでなく、期間限定ポイントも使えるようになるのでとてもいい使い道に!
楽天関連サービスを利用していると、期間限定ポイントはかなり獲得しやすくなっているため、ポイントの使い道に困るユーザーは少なくありません。
ココイチなどのように消費しやすいルートをひとつでも確保しておくのも、ポイントを有効活用するお得術になるというわけです。
関連記事:「ムダを全力回避!楽天の期間限定ポイントの使い方」
ココイチの株主優待券
ココイチの株主優待でもらえる食事券も覚えておきたい選択肢。
株に興味があれば直接的にココイチの株を所有し、株主優待券をもらうという方法もありますね。
それ以外にも、株主優待券は金券ショップにそこそこ出回っていることがあるので、株に興味がなければこういったサービスを通じて購入する方法もおすすめ。
ちなみに、販売価格は500円の食事券で480円前後。
…500円が480円ということはポイント還元率に換算すると「+4.0%」分。
先に紹介したお得さ重視の組み合わせで還元率が「+3.2%」になるので、ポイントのために事前の手続きをするか、必要に応じて株主優待券をその都度調達するか…。
人によって向き不向きもあると思うので、相性の合うほうを選択するのもありかなと思います。
ただし、詳しくはこのあとの項目で解説しますが、さらにお得になる方法もあるのでその方法を確認してから判断しても遅くないかもしれません。
楽天デリバリーでお得に!
ココイチは「楽天デリバリー」を通じて注文することもできます。
楽天デリバリーを利用するメリットはなんと言ってもポイントの付与!
支払金額に応じて「+1.0%」分の楽天ポイントが付与されるため、ポイントを獲得したいのであればおすすめの選択肢になるでしょう。
楽天デリバリーに掲載されているココイチのほとんどでカード利用もOKとなっているので、先に紹介したカード利用の方法でもポイントをしっかりとゲットできます。
ただし、ココイチの宅配料金を無料にするには3,000円からと、1人の注文で達するのはちょっと難しい金額となっています。
そんなときにおすすめなのがテイクオフ。
楽天デリバリー掲載店のほとんどでテイクオフに対応してくれているため、宅配料金を節約するための選択肢として一考の価値あり。
…あとは補足。
店内で食べる場合なら精算時に楽天ポイントカードを使用できますが、テイクオフの場合は事前に清算するので楽天ポイントカードは使えません。
その代わりが楽天デリバリーを通じて獲得できるポイントということになりますね。
どちらも等しく+1.0%なのでお好みで…といいたいところですが、最大限お得に利用する場合におすすめなのは、実は楽天デリバリーを利用してテイクオフする選択肢です。
その理由は次項にてくわしく!
ポイントサイトの経由がお得
これは楽天デリバリーを利用する場合のお得術。
「ポイントサイトを経由する」ことでポイントをさらに獲得できます。
利用するポイントサイトによって付与されるポイントは異なりますが、例えばポイントインカムなら「+1.0%」となっています。
しかもこのポイントサイトから付与されるポイントは、ここまでに紹介したものとは別に付与されるポイントとなっています!
…では、せっかくなのでここまでに紹介した方法の中で、最もお得だった組み合わせでポイント還元率を試算してみると…
ポイント獲得方法 | 還元率 |
---|---|
ポイントインカム経由 | +1.0% |
楽天デリバリーで注文分 | +1.0% |
リクルートカードでチャージ | +1.2% |
Kyashで支払い分 | +1.0% |
合計 | +4.2% |
なんとこれで合計「+4.2%」に!
前項目では楽天ポイントカードと楽天デリバリーのポイント還元率は同じという話をしましたが、ポイントサイト経由という追加要素がある分、楽天デリバリーを利用するほうがお得になるというわけなのです。
また、ポイントサイトを経由して付与されるポイントについては、ポイント支払いであってもポイントが付与されるのもメリット。
ポイント消化のときのお得なテクニックとして使えますね。
…店内で食べる場合は楽天ポイントカードの+1.0%のみですが、楽天デリバリーの場合はポイントサイトとの組み合わせで実質的に「+2.0%」。
お得さにこだわるのであれば楽天デリバリーとポイントサイトを組み合わせ、Kyashで支払いというのがココイチではお得になりそうですね。